なし子を迎えて
もっとカジュアルに、
私を生かしていたいから
同居人に名前なし子を迎え入れ
近況報告をしてもらってます。
表情も飾り気もない
ましてや命もない
素材は発泡スチロールの
あの塊が
魂を宿す。
フィクションの映画のように
私は彼女を通して
ほかの人生を想像してみます
これから
彼女を創り、彼女を知っていきたいです。
同時に彼女は
私の憧れの鏡であって欲しいです。
いつだって味方でいてくれる
お姉さんのような
今日も雲ひとつない素敵な春の青空です。
行ってきます