Riinagisaのブログ

読みたい人が読めばいいよ。私は好き勝手するから。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

寝る前に4/21

たくさんの人に愛される君 今日もたくさん頑張ったんだね 電波の向こうの君のいびきすら 愛しいと思えるんだよ 途切れ途切れだけれど、 不思議な音だけれども。 私も寝なくちゃ 通話停止ボタンは押したくない おやすみって言えなかったから。 でもね、今日は…

母と

就職してから2週間。 ろくに家族に声を聞かせていない。 昨日、母から電話があった。昼間から何度も、何度も。 すれ違いを繰り返し21時になってようやく母の声が聞こえた。 引っ越しにかかる書類や、 光熱費などの書類の整理をしている時だった。私はそれら…

悲しくなったこと

さっきまで身動きの取れないほどの 満員電車に乗っていたんだ。 ドア付近にいる人間は一旦電車から降りて 下車する人のために通路を確保する。 それが当たり前だと思っていた。 おじさんが不安な顔をしていた 困惑の顔。 おばさんがその場から離れなかった。…

4/12 朝

蜂と黒い蝶がダンスをする ついこの間は寒かったのになあ 少し汗ばむくらいの 陽気 やさしい色がたくさん。 目に映るもの、心に打つるものを フィルムカメラにそっとしまう。 犬がおりこうさんなこと。 この街にはノラ猫がいないこと。 お気に入りのTシャツ…

月曜の朝のこと

昨日はとても遅くって ずっとずっと眠っていたかった。 体温を感じて、柔らかな腕に包まれて。 部屋に朝日が入り込み、 気づけばもうお別れの時間なんだなって。 1000km離れた土地のあなたがやって来たんだ。 お仕事勤めの初めての金曜日の夜には、 終電間際…

寝る前に(4/7)

喪服を着た寄り添って座る老夫婦 日比谷線のビビットなピンクの座席に座る 老人の肩にうとうとと垂れる 新入社員である同期 若さと老い、そして、死。 そういうことを感じた。

ねえ、今夜は

月が綺麗なんですよ。‬ この手の届かない遠いとこに、明るくひとつ。 星は見えない、明るすぎるから。 月しか見えない。 ‪もっこり咲いてた桜だって‬‪ ねえ、もう葉桜へと姿を変えている。‬ 私、恋してたんだ。 美しいのなんて本当に一瞬で。 過ぎし四季に姿…