Riinagisaのブログ

読みたい人が読めばいいよ。私は好き勝手するから。

悲しくなったこと

さっきまで身動きの取れないほどの

満員電車に乗っていたんだ。

 

 

ドア付近にいる人間は一旦電車から降りて

下車する人のために通路を確保する。

それが当たり前だと思っていた。

 

おじさんが不安な顔をしていた

困惑の顔。

 

おばさんがその場から離れなかった。

 

「邪魔だなぁ」

 

 

と思ってしまった。

おばさんは多くの人に押し出されて、

よろめきながらホームへと吐き出された。

 

ふいに、祖母の顔が

通学路の青々とした山の光景が脳裏をよぎった。

 

 

 

ごめんなさい

 

 

 

 

人の顔をいつの間にか見れんくなってることに。

他人がそうしてるからという当たり前に縛られていたことに。

 

もっと、他者を思えるようになりたい。